多重債務 [ たじゅうさいむ ]

用語解説


多重債務とは、複数の金融機関・カードローン会社から同時に借入を抱えて、返済が困難な状態に陥っていることを指します。
「A社の返済をB社の借入で補う」「借りて返すループ」などが続き、生活が破綻してしまう危険の高い状況です。

【多重債務が起きる主な原因】

● 複数社のカードローンやクレジットの利用
● 返済に追われて“借りて返す”を繰り返す
● ギャンブル・推し活・投資などで出費が増える
● リボ払い・分割払いが膨れ上がる
● 家計管理ができていない
● 少額なら大丈夫という油断
→ 気づかないうちに借入が増えていくのが特徴。

【多重債務が危険な理由】

・毎月の返済額が高くなり、生活費が圧迫される
延滞滞納信用情報のブラック入りリスク
・精神的ストレスが大きくなる
・高金利の借入から抜け出せなくなる
・最悪の場合、違法業者(ヤミ金)に手を出してしまう危険
→ 放置すると雪だるま式に悪化する。

【多重債務によくあるパターン】

・クレカのリボ残高+カードローン
消費者金融2〜3社+ショッピング支払い
・借入を増額し続けて枠いっぱい
・手持ちの物を現金化しても追いつかない
→ 3社以上の借入があると要注意。

【多重債務になったときの解決策】

おまとめローン
→ 高金利の借入を1本にまとめ、返済額を下げやすい。
任意整理特定調停個人再生
→ 法的な債務整理で月の負担を大きく減らすことが可能。
● 家計の見直し
→ 固定費・推し活・ギャンブル・サブスクなどを一度整理。
● 早めに専門窓口へ相談
→ 消費生活センター、法テラス、弁護士への相談で出口が見える。

【多重債務を予防する方法】

・返済額を“手取りの20〜25%以内”に抑える
・毎月の利用明細を必ずチェックする
・複数社への同時申し込みを避ける
・増額案内に安易に飛びつかない
・リボ払いは最小限にする
→ 早い段階の気づきが何より重要。

多重債務とは、複数社からの借金が重なり返済が困難になる危険な状態。放置して悪化する前に、おまとめローンや債務整理などの手段で早めに立て直すことが大切。