連帯債務 [ れんたいせきむ ]

用語解説


連帯債務とは、複数の人が「1つの借金」について、それぞれが“全額について返済義務を負う”契約のことです。住宅ローンなどでよく使われる仕組みで、債権者(お金を貸した側)は、債務者のうち誰に対してでも“全額の返済”を請求できます。

【連帯債務の基本】

・複数人が1つの借金を共同で負う
・誰かが返済できなくなった場合、他の人が全額返す義務がある
・借金の持分はあっても、責任は“全額”に及ぶ
→ 法律上、とても強い返済義務が発生する契約。

【連帯債務と連帯保証の違い】

● 連帯債務
最初から当事者として借金契約に参加し、自身の借入でもある。
● 連帯保証
自分は借りていないが、他人の借金を“代わりに返す義務”を負う。
→ 連帯債務は“借り手”、連帯保証は“保証人”という違い。

【連帯債務が使われる代表的なケース】

・夫婦で住宅ローンを組むとき
・事業資金を共同経営者で借りるとき
・大きなローンの信用力を補うため
→ 収入を合算できるため借入額を増やせるメリットがある。

【メリット】

・借入額を大きくできる
・返済負担を分担できる(実質的には)

【デメリット】

・誰かが支払えない場合、もう1人が全額返す必要がある
・離婚・関係悪化時に大きなトラブルになりやすい
信用情報にも共同で影響する
→ 安易に契約すると、後々大きな負担になりやすい。