短期間申込み [ たんきかんもうしこみ ]
用語解説
短期間申込みとは、一定の短い期間内に複数のローンやクレジット、カード申込みを立て続けに行う行為を指します。
具体的な日数や回数の明確な定義はありませんが、一般的には1か月前後の間に複数社へ申込みを行った状態が該当するとされ、金融機関の審査において注意深く見られるポイントの一つです。
ローンやクレジットの申込みを行うと、その事実は個人信用情報機関に「申込み情報」として一定期間登録されます。
短期間に申込みが集中している場合、審査側からは「資金繰りに困っているのではないか」「返済能力に不安があるのではないか」「他社審査に落ちて次々と申込みをしているのではないか」といった懸念を持たれやすくなります。
その結果、実際の年収や勤続状況に問題がなくても、信用リスクが高いと判断され、審査に不利に働くことがあります。
特にカードローンやキャッシング枠の申込み、消費者金融への申込みを短期間に繰り返すと、「申込みブラック」と呼ばれる状態に近づく可能性があります。
これは正式な金融用語ではありませんが、申込み履歴が多いことによって審査通過が難しくなる状態を指す一般的な表現です。
なお、申込み情報は通常6か月程度で信用情報から消えるため、短期間申込みをしてしまった場合は、一定期間を空けてから再度検討することが有効な対策となります。
一方で、住宅ローンや自動車ローンなど、高額で条件比較が重要な商品については、複数社へ同時期に仮審査を申し込むこと自体が想定されているケースもあります。
この場合でも、短期間に無計画な申込みを繰り返すのではなく、目的を明確にし、必要最小限の件数に絞ることが重要です。
短期間申込みを避けるためには、事前に金利や条件、審査基準の傾向を調べ、自身の信用情報や返済能力を把握したうえで申込み先を選定することが大切です。計画性のない申込みは、結果的に選択肢を狭めてしまう可能性があるため、慎重な判断が求められます。
