異動情報 [ いどうじょうほう ]

用語解説


異動情報とは、個人の信用情報に登録される記録のうち、返済状況や契約内容において重大な問題が発生したことを示す情報を指します。
信用情報の中でも特に重要度が高く、金融機関貸金業者がローンやクレジットカードの審査を行う際に、厳しく確認される項目のひとつです。

信用情報は、個人信用情報機関に登録・管理されており、異動情報が登録されると「信用上の事故があった状態」として扱われます。
具体的には、返済期日から一定期間以上の延滞が続いた場合や、任意整理個人再生・自己破産などの債務整理を行った場合、
保証会社による代位弁済が実行された場合、契約違反による強制解約などが異動情報の対象となります。

通常の支払遅延や一時的な返済忘れと異なり、異動情報は長期的・継続的な信用リスクがあると判断された場合に登録される点が特徴です。
そのため、異動情報が登録されている期間中は、新たな借入やクレジットカードの発行、ローンの契約が難しくなることが多く、
審査に通過できない可能性が高くなります。

異動情報は、完済や手続き終了後もすぐに消えるわけではなく、一定期間信用情報機関に保存されます。保存期間は内容によって異なりますが、
その間は金融取引に影響を及ぼす可能性があります。
ただし、登録期間が経過すれば情報は抹消され、信用情報上は異動情報がない状態へと戻ります。

異動情報の有無や内容は、本人が信用情報の開示請求を行うことで確認することが可能です。
自分の信用状態を正しく把握し、返済管理を徹底することや、返済が困難になりそうな場合に早めに金融機関へ相談することが、
異動情報の登録を防ぐために重要とされています。