期限の利益 [ きげんのりえき ]

用語解説


期限の利益とは、ローン契約で「返済期限までは返さなくてよい」という、利用者が本来持っている権利のことです。つまり「毎月の返済日まで、全額を請求されない」という利用者側のメリットを指します。

【期限の利益の具体例】

・毎月○日までは、当月分の返済をしなくていい
・返済期間中は、残りの借入金を一括で請求されない
→ これらはすべて“期限の利益”によって守られている権利。

【期限の利益が失われる(喪失)ケース】

以下のような状況が発生すると、金融機関は契約者の
「期限の利益を喪失させる」=一括返済を求める権利を持ちます。

・返済の長期延滞
・虚偽申告(嘘の収入・住所など)
・差押え・破産など重大な信用低下
・契約違反(無断転職・無断海外移住など銀行が定める条件)

【期限の利益を喪失するとどうなる?】

借入残高の一括返済を求められる
遅延損害金の発生
代位弁済保証会社が立て替え)
信用情報に事故情報が登録される(ブラック扱い)

【期限の利益の重要性】

ローンの返済は通常「毎月の支払いでOK」なのは、期限の利益が契約者の権利として設定されているから。
逆に、この権利を失うと返済が非常に厳しくなるため、延滞を避けることが最重要ポイントとなる。

期限の利益とは、「返済期日までは返さなくてよい」という融資契約上の利用者の権利。延滞や重大な契約違反があると失われ、一括返済を求められる可能性があります。