家計簿 [ かけいぼ ]

用語解説


家計簿とは、家庭における収入と支出を記録・管理するためのツールや仕組みを指します。
日々の生活費や固定費、臨時の出費などを把握し、家計の状態を可視化することを目的として利用されます。
紙のノートに手書きで記録する方法のほか、スマートフォンアプリやパソコンの表計算ソフト、家計管理サービスなど、さまざまな形態があります。

家計簿をつける最大の目的は、「お金の流れを把握すること」です。毎月いくら収入があり、どの項目にどれくらい支出しているのかを明確にすることで、無駄な出費や改善点に気づきやすくなります。
食費、住居費、通信費、保険料、教育費などを分類して管理することで、家計のバランスを客観的に見直すことが可能です。

また、家計簿は貯蓄や返済計画を立てるうえでも重要な役割を果たします。
ローンやクレジットカードの返済がある場合、毎月の返済額が家計にどの程度影響しているかを確認でき、返済負担の見直しや借換え検討の判断材料にもなります。将来の教育費や老後資金など、中長期的な資金計画を考える際の基礎資料としても活用されます。

近年では、銀行口座やクレジットカードと連携し、自動で入出金を記録する家計簿アプリも普及しています。
これにより、記帳の手間を減らしつつ、より正確な家計管理が可能となっています。
一方で、細かく記録しすぎると負担になり、継続できなくなることもあるため、自分に合った管理方法を選ぶことが大切です。

家計簿は節約のためだけでなく、安心してお金を使うための土台となる存在です。
現状を把握し、計画的にお金と向き合うための基本的な家計管理手段といえます。