定例返済 [ ていれいへんさい ]

用語解説


定例返済とは、ローンや借入において、あらかじめ決められた返済日に、決められた金額を継続して返済していく方法を指します。
カードローン目的別ローンリフォームローンなど多くの融資商品で採用されており、返済の基本となる仕組みです。
「約定返済」「定額返済」と呼ばれることもあります。

定例返済の最大の特徴は、返済スケジュールが明確で管理しやすい点にあります。
毎月◯日に◯円と決まっているため、家計の中に返済を組み込みやすく、計画的な返済が可能です。
特に長期返済となるローンでは、返済額が一定であることが心理的な安心感につながります。

一方で、定例返済だけを続けていると、元金の減り方が遅くなる場合があります。
多くのローンでは、返済初期は利息の割合が大きく、元金の返済が進みにくい構造になっています。
そのため、定例返済のみでは返済期間が長期化し、結果として支払総額が増えることもあります。
この点は、返済シミュレーションなどで事前に確認しておくことが重要です。

定例返済に加えて、「繰上返済」や「多め返済」を併用できる商品も多くあります。
これらを活用することで、元金を早く減らし、利息負担を軽減することが可能です。
ただし、商品によっては繰上返済に制限があったり、最低返済額の変更に手続きが必要な場合もあるため、契約内容の確認が欠かせません。

また、定例返済は返済遅延のリスク管理という面でも重要です。
返済日を過ぎると遅延損害金が発生したり、信用情報に影響が出る可能性があります。
口座振替を利用する場合は、返済日前に残高を確認し、残高不足による引き落とし失敗を防ぐことが大切です。

定例返済はシンプルでわかりやすい仕組みである一方、返済状況によっては見直しや工夫が必要になることもあります。
自分の収入や支出状況に合った返済額かどうかを定期的に確認し、無理のない返済計画を立てることが、ローンを健全に利用するためのポイントです。