医療専用ローン [ いりょうせんようろーん ]

用語解説


医療専用ローンとは、医療費の支払いに用途を限定して利用できるローン商品を指します。
一般的なカードローンフリーローンとは異なり、治療費や手術費、入院費先進医療費など、
医療に関わる支出を対象としている点が大きな特徴です。
医療機関での治療や検査、保険適用外となる医療費が高額になる場合に、費用負担を分割して支払うための手段として利用されます。

医療専用ローンは、利用目的が明確に医療費に限定されているため、資金使途の確認が行われることが一般的です。
申込みの際には、治療内容が分かる見積書や請求書、医療機関から発行された書類の提出を求められる場合があります。
この点は、使途が自由なローンとの大きな違いです。

金利面では、医療専用ローンはフリーローンやカードローンと比較して低めに設定されることがあります。
医療という生活上やむを得ない支出を目的としていることから、金融機関が比較的リスクを抑えた商品設計をしているケースが多いためです。
ただし、金利や返済条件は金融機関ごとに異なるため、事前の確認が重要となります。

返済方法については、元利均等返済元金均等返済が採用されることが多く、毎月決まった金額を計画的に返済していく仕組みが基本です。
治療開始前に借入を行うケースだけでなく、すでに支払った医療費を補填する目的で利用できる商品もあります。
また、患者本人だけでなく、配偶者や親族が申込者となることを認めている医療専用ローンも存在します。

一方で、医療専用ローンはあくまで借入であり、返済義務が伴います。
治療が長期化した場合や収入状況が変化した場合でも、返済は継続して行う必要があります。
そのため、申込み前には返済計画をしっかり立て、無理のない範囲で利用することが重要です。
医療専用ローンは、高額な医療費に直面した際の選択肢のひとつとして、計画的に活用されるべき金融商品といえます。