利用限度額減額 [ りようげんどがくげんがく ]
用語解説
利用限度額減額とは、ローンやクレジットカード、カードローンなどに設定されている「借入や利用ができる上限金額」が、金融機関の判断によって引き下げられることを指します。
利用停止と異なり、サービス自体は継続して利用できるものの、これまでよりも借入可能額や決済可能額が少なくなる点が特徴です。
主に金融機関のリスク管理や、利用者の信用状況の変化に対応するために行われます。
利用限度額が減額される主な理由としては、返済の遅延や延滞の発生、他社借入の増加、収入の減少、信用情報の内容変化などが挙げられます。
例えば、返済は継続しているものの、過去に支払い遅れがあった場合や、複数のローンを同時に利用している場合、金融機関は将来的な返済リスクを考慮して限度額を引き下げることがあります。
また、定期的な途上与信(利用中の信用審査)の結果によって、特段のトラブルがなくても減額されるケースもあります。
利用限度額減額は、原則として金融機関側の判断で行われ、事前に通知される場合と、通知後すぐに反映される場合があります。
減額後は、現在の利用残高が新しい限度額を超えていると追加の借入ができなくなり、返済専用の状態になることもあります。
ただし、減額自体が直ちに信用情報上の事故情報として登録されるわけではありません。
減額を防ぐためには、返済期日を守ること、借入総額を増やしすぎないこと、収入や勤務先に変更があった場合に正しく申告することが重要です。
利用限度額減額は、信用力の見直しサインともいえるため、家計管理や返済計画を見直すきっかけとして捉えることが大切です。
