借入専用カード [ かりいれせんようかーど ]

用語解説


借入専用カードとは、カードローン目的別ローンなどで、借入れに特化して利用するために発行される専用カードのことです。
主にATMを通じて資金の借入れを行う用途に使われ、ショッピング機能や決済機能は付いていない点が一般的なクレジットカードとの大きな違いです。

借入専用カードを利用すると、金融機関提携ATMから、契約時に設定された利用限度額の範囲内で必要な金額を繰り返し借り入れることができます。
多くの場合、銀行ATMやコンビニATMと提携しており、時間や場所を問わず現金を引き出せる利便性があります。
特に急な出費や一時的な資金不足の際に、窓口に行かずに借入れできる点が特徴です。

返済については、口座振替による毎月の約定返済が基本となりますが、ATMを使った随時返済や繰上返済に対応している商品も多く見られます。
借入専用カードを使うことで、借入れと返済を柔軟に管理できる一方、利用状況を把握しにくくなる場合があるため、計画的な利用が重要です。

また、借入専用カードの発行には、事前に審査を受ける必要があります。
審査では、年収や勤務状況、信用情報などが確認され、返済能力に応じて利用限度額が設定されます。
契約内容によっては、カードを発行せず、振込による借入れのみ可能なケースもあります。

借入専用カードは利便性が高い反面、簡単に借りられることから借入額が増えやすいという側面もあります。
返済計画を立てずに利用を続けると、返済負担が大きくなる可能性があります。
そのため、利用限度額いっぱいまで借りるのではなく、必要最小限の借入れにとどめ、返済状況を定期的に確認することが大切です。

借入専用カードは、上手に使えば資金管理を助ける便利なツールですが、あくまで「借金」であることを意識し、慎重に利用する姿勢が求められます。