代位弁済 [ だいいべんさい ]

用語解説


代位弁済とは、本来返済すべき本人の代わりに、保証会社が返済を肩代わりすることを指します。
カードローンやクレジットカードの支払いが長期間滞ると起きる重要なステップで、信用情報にも大きく影響します。

【代位弁済が起こる仕組み】

カードローンには「保証会社」がついていることが多く、利用者が返済できなくなったときに “代わりに返済してくれる”役割を持っています。
しかしこれは助け舟ではなく、肩代わり後は利用者本人へ請求が移るだけなので、実質的には状況が悪化します。

【代位弁済が発動する主な条件】

・長期間の滞納(目安:2〜3ヶ月以上)
金融機関からの督促に応じない
・返済の見込みが立たないと判断されたとき
→ これらが揃うと保証会社が本人に代わって返済します。

【代位弁済後に何が起きる?】

● 信用情報に重いキズがつく(いわゆるブラック扱い)
→「異動情報」として5年程度残り、ローンやクレカがほぼ不可に。
● 返済先が“銀行→保証会社”に変わる
→ 保証会社から直接請求が来るようになる。
● 一括請求が来るケースもある
→ 分割ではなく「まとめて返してください」と言われる可能性。
● 取立てが厳しくなることも
電話・書面などの督促が増える。

【代位弁済が避けられないケース】

延滞が数ヶ月続いてしまった
・引落しが何度も失敗している
・金融機関からの連絡を無視した
→ 放置が最も危険。発動しやすくなる。

【代位弁済を防ぐには】

・返済が厳しい時点で早めに相談
返済計画の見直し(減額・返済日変更)
・債務整理(任意整理個人再生)を検討する
→ “返済できません”と積極的に伝える方が確実に有利。

代位弁済とは、返済が困難になったときに保証会社が利用者に代わって返済する仕組み。ただし返済義務が消えるわけではなく、むしろ信用情報に重い傷が残り、請求が保証会社に移るだけ。
滞納を放置すると最終手段として発動するため、早めの相談が何より大切。